iPhone X|フロントパネルの分解~組立

難易度

普通

所要時間

30~50分

当ページでは、iPhoneXの分解から組立までの一連の手順をご紹介しております。

パーツマスター会員様を対象として、分解及び組立作業に関する不明点についてのご相談も承らせていただきます。(繁忙時を除きます)

分解・組立の手順

手順1|分解

星ネジを取り外す

分解前に必ず電源をオフにしてください。また、分解作業中も誤って電源ボタンを押さないよう注意が必要です。

  • Lightningコネクタ両側の星ネジ2つを外します。
  • 星ネジの形状はiPhone7までのものと同じですが、長さは約7mmと長くなっています。

手順2|分解

ヒートガンをあてる

故障の原因に繋がるため、本体の温めすぎには注意が必要です。

  • ディスプレイ下の圧着材の強度を弱める為、ヒートガンでパネルの左下と下辺(青色マーカー)を温めます。
  • この分解作業においてはこちらのヒートガンを使用し、パネルの左下と下側にそれぞれ30秒ほどヒートガンの熱を充てています。

手順3|分解

パネルを開く1

分解前に必ず電源をオフにし、分解中も誤って電源を入れないよう注意が必要です。

  • (画像1枚目)
    本体とパネルの間に隙間を作るため、吸盤で本体からパネルを浮かせます。
  • (画像2枚目)
    パネル下辺部(青色マーカー)のうち、最も隙間ができている箇所に先端の薄いヘラを挿入します。

手順4|分解

パネルを開く2

  • (画像1枚目)
    先端の細いヘラで作った隙間に、別のヘラを差し込みます。
  • (画像2~3枚目)
    挿入したヘラを縦に起こすようなイメージで隙間を徐々に広げていきます。
  • (画像4枚目~)
    隙間を作っていく流れとしては「」→「」→「」→「」という工程で進めました。
  • (画像5~7枚目)
    パネル左側(青色マーカ)から開いていきます。
  • (画像8~9枚目)
    パネル右側(黄色マーカ)は、ちょうど中央部分にパネルと本体とを繋ぐケーブルがある為、このケーブルがある箇所にはヘラの挿入でケーブルを損傷させないよう十分注意を払います。

  • (画像10枚目)
    パネル上辺部(緑色マーカ)の両面テープは接着が特に強いので、フロントパネルを細かく左右(⇔)に傾けながら、接着を慎重に剥がしていきます。

手順5|分解

接続部保護プレートを外す

  • 5本のネジで固定されている横長の金具をY字ドライバーで取り外します。ドライバーでネジを外す際、パネルを開きすぎるとケーブルを痛める可能性があるため十分注意を払います。

手順6|分解

各コネクターを外す

  • (画像1~2枚目)
    端末が起動していないことを確認の上、はじめにバッテリーとの本体を繋ぐ端子を外します。
  • (画像3枚目)
    赤線マーカー部分は固定されていますが、無理やり剥がすとケーブルを痛めますので、少量の「無水エタノール」などを使い慎重に剥がしていきます。
  • このケーブルを痛めるとFaceIDが使えなくなります。FaceIDは部品交換で直せない為、十分ご注意ください。

  • (画像4~6枚目)
    赤枠マーカー部分の通り、計4つの端子を外し、本体からパネルを取り外します。

手順7|分解

イヤースピーカー(ケーブル)を取り外す(1)

  • (画像1枚目)
    イヤースピーカー部分を取り外していきます。
  • (画像2~3枚目)
    ここで取るネジは3つ、いずれもY字仕様のものです。
  • (画像4~5枚目)
    ネジを外すとケーブル部分が折り返せますので開きます。次の工程で粘着部分を外していきます。

手順8|分解

イヤースピーカー(ケーブル)を取り外す(2)

  • (画像1枚目)
    赤線マーカー部分は、両面テープで固定されています。この固定部分を慎重にヘラまたはピンセットで剥がしていきます。
  • (画像2枚目)
    両面テープで固定されている部分をパネルから剥がしたら、形状を確認しながら、慎重にイヤースピーカーケーブル全体をパネルから取外していきます。※FaceIDの機能を持つパーツもここに含まれるので、慎重に作業を進める必要があります。
  • (画像3枚目)
    画像内の部品右端に見える横長に白く見えている部分は「faceID」の動作に影響するパーツです。ダメージを与えるとFaceIDの機能に影響を及ぼす可能性があります。形状として奥行が深くなっていますので注意してください。

手順9|分解

固定用のプラスチックを取り外す

  • (画像1枚目)
    位置調整(位置固定)用のプラスチックを外していきます。このプラスチックはパネル本体に接着剤で固定されています。画像のように薄い金属ヘラをプラスチックの下に潜らせるように入れ、接着面を外していきます。
  • (画像2枚目)
    この画像はプラスチックを取り外した写真です。
  • (画像3枚目)
    新しいフロントパネルに「イヤーメッシュ」が付いていない場合には、このイヤーメッシュも移植が必要です。
  • 取り外す作業で元のパネルを損傷させてしまうことがあります。損傷してしまうと買取等ができないパネルになりますので、慎重に作業ください。別売りでカメラリングイヤーメッシュのご用意もありますので、ぜひ活用ください。